タカラ塗料で自家塗装! 2日目

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朝起きたら曇り空…昨日見た天気予報では晴れだったのに!

私たちが作業したのは真夏です。近年よくある天気の急変が怖いので、急遽ビルトインガレージを片付けて、車を中に入れて作業することにしました。本番の塗装中に雨に降られることだけは、絶対に回避しなければなりません。

ガレージの片付けと床の養生にかなり時間取られました。

10:30 やっと作業再開です。

なんか空が晴れちゃって、中に入れた意味は!?って感じですが、ガレージの中で作業を進めます。

スプレーガンで塗装する前に、窓とタイヤ、給油口、ノブなどをしっかりと覆いました。ハトロン紙を巻で買ってきて大きな面はそれでカバー。ハトロン紙はツルツル面が外側です。30m500円ほどで買えます。

ハトロン紙は余ったら、くちゃくちゃと揉んで商品発送時の緩衝材としても利用できます。とはいえ、余ってしまうと困るという人は、家にある大きなビニール袋を開いて使うのが経済的かも。

シンナーでコレから塗装する面を全て拭き取りました。

外した細かいパーツもシンナーで丁寧にオフします。ここから先は塗装面に手油をつけてはいけないので、もうボディーに触れません。

塗装前に、必要な箇所にサフェーサーを吹きます。凹みのあるところ(ドアのヘリや小傷)に吹き付けて段差を目立たなくさせるためです。

グレーの部分がサフェーサー処理済み
使ったのはコレ

13:20 お次はミッチャクロンです。

1缶で結構塗れたので、たっぷり目に吹き付けました。塗装が乗らなかったり、剥がれてくるリスクはなるべく減らしたい!丁寧に作業します。

最終の塗料を塗るまでの作業が多くへこたれそうになりますが、ここは踏ん張りどころ。

13:30になりました。ちょっと休憩です。

ずっと雷がゴロゴロ鳴っています。ついに予報通り小雨が降り出しました。シャッターを閉めたい所ですが、シンナーを使った後なので雨の吹き込みを確認しながらできるだけ長く換気します。

小休憩中に、エンブレムの裏側に残った粘着を剥がします

地味なのに根気のいる作業です。

私は「出来たー」と意気揚々旦那氏に持って行きましたが…不合格でした💦

↓粘着が残ってるからダメ!もっと丁寧に…とのこと。あらまー

ここからさらに綺麗にします。ブレーキクリーナーと細ドラでひたすら掃除しました。旦那氏キビシイ…

ちなみにエンブレムは、後で艶消しの黒で塗るそうです。そろそろ車塗りたいなー!でも残念ながらまだ外は激しい雨です。

14:30 スプレーガンの準備!いよいよ始まります!

スプレーガンでイッキに!

気温が高いので、18%に希釈しました。測り方も結構アバウト(笑)でも特に問題ありませんでした。

1回目の塗装は液の粒がまとまって垂れしまわないように、まばらに吹きます。ここで欲張って濃くしようとしてはいけません。

こんなに荒くてオッケー

しっかり乾くまで、2回目の塗装は我慢です。場所によって乾いていないところがあるのでよく見て確認します。

外はまだ雨。お陰で夏なのに乾きが遅いです。待ち時間がもったいないのでエンブレムを塗る準備に取り掛かります。

塗る時にエンブレムを手で持つ訳にはいかないので、家にあった紙管に両面テープを使ってエンブレムを固定。ミッチャクロンをスプレーして乾かしておきます。

3回目の塗装が完了したのは19:00!私たちが選んだのはローテシアブラウン。こんな感じになりました!イッキに雰囲気が変わりました。

かなりしっかりと色が乗りましたが、外は雨…やっぱり乾くまでに時間がかかります。

神経を使って塗っても、ドアの隙間やドアノブの陰(指先が入るあたり)など、どうしても塗り残しがあります。

スプレーガンを近づけたらダマになるし、遠ざけると入らないし…プロはどうされているのか不思議で仕方ありません。

ドアの隙間の奥の方!どうしても塗れない…

3回目の塗装が乾くのを待つ間に、再びエンブレムに取り掛かります。

塗装に使ったのはチッピングというダマが入ったスプレーです。コレで塗るとムラが出てアイアンっぽい感じに仕上がります。

プラスチックのエンブレムがアイアンぽく変身

20:00 かなり塗装が乾いたので、車両のマスキング部分を外します。マスキングを剥がすときのコツは2つ。

1️⃣ 1つ目はタイミング。
100%乾燥するまで待ってはいけません! 塗料が乾ききらずに、柔らかさが残っているうちに剥がします。塗料が完全に乾いて固くなると、マスキングとともに塗料の端が一緒についてきて剥がれてしまうことがあるそうです。今回は60%ほど乾いてきたタイミングで剥がし始めました。 (目分量で生きていくタイプなので大体で書いています。気になる方は正解を調べてみてください。)

2️⃣ 2つ目はマスキングテープを引っ張る向きです。
マスキングテープは養生面側に引っ張りながら剥がします。
下の写真の場合ならマスキングテープを上向きに引っ張ります。(垂直方向のテープを剥がす段階では、右の養生面側にマスキングテープを引っ張る)
逆向きに引っ張ってしまうと、テープと一緒に境目の塗料が付いてきて剥がれてしまうからだそうです。

そーっと慎重にお願いします

マスキングテープを剥がすと!!

…細かい部分は塗れていませんでした。
慎重にギリギリまでマスキングで攻めたつもりだったのですが、それでも何箇所も塗れていないところがありました。気になるところは爪楊枝で塗料を入れ込みましたが、限界が…

ここまできてようやく、本塗りまでの長ーい下準備は大変だけど丁寧にしなければならないという重要性に気づきました。分かってはいたけど、早く塗りたい…大体でも大丈夫そう…だんだんそう思えてきて、少し妥協してしまう。それが後で後悔する原因です。

かといって、無限に作業に費やせる時間があるわけでも無く、誰もが葛藤するところだと思います。プロの仕事の凄さを改めて実感しました。

淡い色のボディの上に濃色を塗ったり、その逆になるパターンでは少しの塗り残しがとても目立ちます。もしどんな色にするかいくつか候補があるのなら、元のボディの色から離れ過ぎない色を選択するのも一つだと思います。

20:20 やっと2日目の作業終了です!お疲れ様でした♪

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