タカラ塗料なら自分で全塗装ができる!

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タカラ塗料で全塗装しました(ジムニー)

近頃街で、つや消しのおしゃれな色の車をよく見かけませんか?
雰囲気があってかっこいい!全塗装をしてイメージを変えたい!と思っていた方に朗報です。
それ、自分でできます。

いままでは全塗装するのに高額な費用がかかりました。しかし、最近ではDIY(Do It Yourself)の文化が広まり、自分で塗装することができる製品も増えています。中でも一番のおすすめはタカラ塗料の車専用塗料です。
刷毛(ハケ)・ローラーで車をDIYで全塗装しよう!

この記事では、タカラ塗料の特長や使い方、そして自分で全塗装を行う際のポイントについて解説します。

タカラ塗料で全塗装しました(ジムニー)

タカラ塗料の特長

なんといっても低価格

タカラ塗料なら1台分の塗料と作業に必要な道具一式まで揃えて、おおよそ2万円台の低価格。
例えばタウンエースバンをローデシアンブラウンの水性塗料で全塗装する場合の金額を算出してみます。
必要な塗料は4Kg(補修用を含む)で11,790円。
塗装に必要な道具が揃った「刷毛塗り全塗装用刷毛・ローラーセット」の2人分(2人で作業するのに便利なセット)が9,500円。
そこに送料の820円を足して、合計22,110円です。全塗装のイメージが変わりませんか?

自分で全塗装ができる

タカラ塗料の車専用塗料を使えば、刷毛とローラーを使って素人がクルマを1台丸々塗ってしまうことができるのです。
今までの車の塗装はツヤ有りが一般的で、鏡面のようなツヤと輝きが美しい車の象徴でもありました。
しかし渋いツヤ無しが人気となり市民権を得たことで、特別な施設や技術を持たない素人も塗装を楽しむことができるようになりました。
実際に購入者の9割の人が、初めて塗装にチャレンジする人だそうです。

ちなみに、こちらの記事の冒頭の写真はタカラ塗料を使って主人が塗った実車の一部です。初めての塗装でしたが、思っていたよりもムラなく仕上がりました。

タカラ塗料はどこで買える?

タカラ塗料の車専用塗料が買えるのは公式のネット販売サイトのみです。
ホームセンター等にも水性塗料は売っていますが、車の塗装には専用の塗料が必要です。

塗装にかかる時間

公式ページでは、2〜3人での作業で1日で完成するとしています。作業の流れと時間配分のイメージは下記の「塗装しよう」を参考にしてください。

塗料の種類

タカラ塗料の刷毛塗り全塗装用には3つのタイプがあります。

水性

水性の特徴はなんといっても取り扱いが楽なこと。多くの方がこの水性を選択されています。
水道水で薄められることや、匂いが少ないことは大きなメリットです。強烈な匂いは近隣への迷惑も気になりますし、余った溶剤の処理も一般家庭では頭の痛いところですがその心配は要りません。
しかも耐久年数が3種類の中で一番長いのも嬉しいポイント。「水性」というと水に弱い塗料なのでは?と思いがちですが、そんなことはありません。水性塗料は一旦乾いてしまえば、水で流れることはありません。

ウレタン性油性

2液ウレタン性油性の特徴は、塗料の膜の硬さとガソリン耐性が強いこと。
塗料の膜が硬いメリットは小キズがつきにくいことです。荷物の乗せおろしが多かったり、ハードな使用をされる車には大きなメリットがあります。
またガソリン耐性が強いため、例えばバイクのタンク周りのようにガソリンがかかりそうな所には、こちらの塗料がおすすめです。

ラッカー油性


ラッカー油性塗料の特徴は、乾燥の速さと価格の安さです。ガソリンに対する耐久性はありますが、太陽光に対する耐性は弱く劣化が早い塗料です。

全塗装のイメージをつかもう

完成イメージを固めよう

まずは町中で走っている車に目を向けてみましょう。気をつけてみていると、手塗りをした艶無しの車がたくさん走っていることが分かります。どの色が自分の好みに合うか、とにかくたくさん見てみましょう。
自分の中でいくつか候補色が出たら、タカラ塗料の公式ホームページを訪れてみましょう。
ホームページでは実際に塗装をした事例がたくさん掲載されています。実際の塗装例はメーカー別、車種別にみられるため非常に便利です。
また、それぞれの事例写真には実際に塗装をした人のコメントが載っているため参考になることはもちろん、リアルなコメントを読むことで自分でもできる実感が湧いてきます。

注文

事例を参考に色が決まったら、必要量を確認します。必要量は車種や内装まで塗るかによって異なりますが、こちらもタカラ塗料の公式ホームページで簡単に確認できるようになっています。

塗料以外の道具については、同じタカラ塗料のサイト内に用意されているセットで買うのが得策です。
費用を抑えるために刷毛やマスキングテープは百均で揃えたくなりますが、抜けた毛が塗料と一緒に塗り込まれてしまったり、粘着の弱いマスキングの隙間に塗料が入り込んでしまうおそれがあります。
塗る作業は集中力が必要です。できるだけストレスなく塗装できるように準備しておくことをおすすめします。

作業日までにサイトや動画で塗り方を確認しておく

ここまできたら、あとは淡々と準備を進めましょう。
塗装の作業を1日で終わらせるには複数人での作業が必要です。時間と作業場所が許すなら、もちろん1人で数日かけて作業することも可能です。
極端な気温の時に作業するのは塗料にも人にも優しくありませんのでお天気と人員確保を考慮して作業日程を組みましょう。

サイトの事例や、不安で踏み切れない人に向けた記事はとても役に立ちます。動画もありますので、事前の確認がおすすめです。

そして忘れてはならないのが、ブルーシートとビニール袋の購入です!塗装をする日までに用意しておきましょう。
ブルーシートは塗料のタレから床を保護するために使用します。作業場所を想定して、必要な大きさを購入しておきましょう。
ビニール袋はガラス面・ライト・ミラーなどを覆って、塗料がつかないよう保護するのに使います。
(ちなみに、ビニールをとめるマスキングテープは前出の「刷毛塗り全塗装用刷毛・ローラーセット」の中に含まれています。セットを買った方はマスキングテープを別途用意する必要がありません。)

塗装しよう

水性塗料は水で薄めてつかいますが、乾いてからは水に溶けることはありません。
作業場所の床や作業服に塗料が付着したらとれませんので、十分に対策をしてから作業にかかりましょう。車の下にブルーシートを敷くのもお忘れなく!

マスキング(2〜3人での作業時間の目安:3時間)

塗装しない部分をマスキングテープとビニールで覆います。この作業が後々の仕上がりを左右しますのでとにかく丁寧な作業を心がけましょう!
簡単に外せるものは外すことをおすすめします。

ヤスリがけ(2〜3人での作業時間の目安:40分)

600番のサンドペーパーを使って、くまなくヤスリがけをします。目安は表面が白く曇る程度。
この作業は、表面についているワックスをしっかり落とすことと、塗料の定着が良くなるように表面を荒らすことが目的です。純正の塗装をすべてはがす必要はありません。

脱脂(2〜3人での作業時間の目安:30分)

ヤスリがけをした際に出た粉や油分をワックスオフで拭き取ります。拭き取りには毛羽の残らない布を使いましょう。

塗装(2〜3人での作業時間の目安:3〜4時間)

刷毛とローラーを使って塗装を重ねます。一度にたくさんの塗料をつけるとムラになります。3回程度重ね塗りをすると均一に色がつきます。

乾燥

完全に乾く前、半乾きくらいになったら丁寧にマスキングを剥がします。
天候や気温にもよってもことなりますが、晴れた日ならば2〜3時間程度で全体が乾燥します。

まとめ

タカラ塗料を使えば、自分で全塗装を行うことができます。
刷毛で塗れる扱いやすさ、チャレンジし易い価格、市販車にはないおしゃれな色調など、タカラ塗料の車用塗料には多くの魅力があります。
そして何より自分や家族の手で塗装することで、車への愛着は格段に増すのです。車を1台まるまる自分の手で塗るのは勇気がいりますが、ぜひタカラ塗料を活用して、愛車の全塗装にチャレンジしてみてください!

我が家では過去にジムニーを全塗装しましたが、タウンエースも全塗装したいと目論見中。タウンエースを全塗装したさいには、詳しくレポートしてみたいと思います。

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